お子さまがいて住宅ローンを返済している場合、子供たちが大きくなる前に、こまめに繰上返済し、総支払金額を減らす、というのはセオリーでした。
また、将来困らないように子供が生まれると同時に「学資保険(こども保険)」で積み立てを始めるように奨められたかもしれません。
それらのセオリーは、現在も有効です。ただし資金が固定され、手元資金に余裕がなくなるおそれがある点は、注意が必要です。
これからの教育資金は、従来よりも幼少期で必要になる可能性があります。また、支出額も従来の統計データから大きく変わることもあるかもしれません。
一旦、繰上返済した住宅ローンの一部資金をもう一度借り直すことはできませんので、子育ての途中で資金繰りに行き詰まらないように繰上返済は慎重に判断するようにしましょう。
住宅ローンは一般的には借入金額に対して最もコストの低い借入形態といえます。有効に活用していきたいものですね。
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