私たちが住宅取得に向けて考えたいこと

人の生涯は、住宅購入や結婚のような自らが「望むイベント」と、病気や早期の死亡、失業 などのような「望まないイベント」が共存して成り立っていると言えます。

住宅取得は「望むイベント」の中でも大きなイベントであるだけに、適切な購入額、最適な調達手段はもちろん、万一 「望まないイベント」に将来遭遇した際にも、そうそう簡単には揺るがない骨太のライフプランニングを事前に構築することが何より大切です。

中長期のライフプランを確認してみましょう。例えばファミリー世帯が住宅取得を実行する場合、目先の収支を確認するだけで物件価格を決定してしまうと、子どもが幼少期の間は住宅ローンの返済が可能なように思えても、将来の進学期に学費とローンが重複すると急に家計が逼迫状態に陥り、返済が困難となるケースが出てきます。

子どもが成長するまでの養育費と教育費を合算すると、子ども一人当たり 3,000 万円前後の費用が必要とされる昨今、今後のライフイベントを考慮した、中長期のキャッシュ・フローを確認した上でプランニングを実行することが大切です。

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